Diary

日々の活動での気づきをまとめた日記

Industry4.0

第四次産業革命と最近ではうたわれている。

 

これは軽工業である一次産業、工業の二次産業、サービスなどの三次産業とがすべて密接に結びつき、産業の隔てがなくなるという事を指す。つまり、ITという接着剤によって一次産業、二次産業、三次産業と一気通貫で行う業態が確立されつつある。

例えば日本酒しか作ってこなかった酒蔵が自社で商品開発をして酒かすパックなるものを工場を構えて作り、ネットショップを開設して売るというのを一貫して行うのが挙げられる。これを俗に(第六次産業化)と言われる。

 

この事はつまり今まで「儲からない」「苦労が多い」などと敬遠されがちだった農業や漁業などの一次産業のチャンスが到来している事を指す。もはや今は誰でも少し勉強すればwebを作れるくらいにITツールは世の中に普及しているからだ。

 

ただ、とかく日本の一次産業、二次産業従事者はITの活用を敬遠するもしくは使おうとしない今までのアナログなやり方で十分だと言う人も多い。

 

農業などでいうと農協の存在があるなど自分で売り込まなくても自然的に購入してくれる取引先がいるのであまり現状に危機感を抱いている人が少なかったり、変える必要のないと思っている人が多いと思われる。

 

売れている農家であればいいが実際に農協の面倒見がなくなった時に日本の農家はどれだけ自身で生き残る事ができるのだろうか??でもこの事態は恐らく爆発的な成功事例が出ていない事も大きく上げられると思う。

 

農業やものづくりは儲からない、しんどいといった概念を変えられるような人材が現れなければならない。