Diary

日々の活動での気づきをまとめた日記

日本人とユダヤ人

日本人とユダヤ人という本を読んだ。

 

「安全にはコストがいる」という言葉がとても心に刺さった。

現在であってもユダヤ人は安全を得るためにホテルに泊まるヒトがいるのだという。

 

日本人はこれまでかつて一部のえた・ひにんなどの人種差別を除けば大半の人に自由な暮らしが保証されていた。だが、ヒトラー時代のナチス迫害を受けていたユダヤ人はみつかりさえすれば生きているその事実だけで無差別に虐殺される。そんな常に生死の狭間で生きてきた彼らは基本的には身を守るという事をおろそかにしない。

 

いきなり自宅のドアをけ破られて家族が銃殺される。こんな日常が昔は普通だったのである。もし自分がそんな立場にあったら一体どうするのだろう。

 

生き残る術を考えるのかそれとも身体をなげうって死ぬのか。本当に最近感じることとしてはとても幸福な社会に自分は生きているんだと今更ながら思う。

 

本来ならば殺戮もなく外で寝ていてもモノ一つ盗まれる事もない平和な国で生きている事自体に感謝しなければならない。

 

これだけ自由に生まれたからこそもっと積極的に、かつアグレッシブに新しい事に挑戦していかなければ勿体ないと思った。